映画「うまれる」がうまれた理由
自分は愛されているんだろうか・・・・・・。
自分はほんとうにこの父親と母親の子どもなんだろうか・・・・・・。
物心ついた時から、僕はそう思っていました。
僕には四歳年下の弟がいるのですが、右の目が半分開かない状態でうまれてきたことから、ずっと入退院を繰り返していました。当然のことながら、弟に手間がかかったために、精神的にも、物理的にも、両親が僕の側にいてくれる時間は少なかったんです。
母親は弟のことで精いっぱい。父親は仕事で精いっぱい。だから、僕は「親の愛情」というものを、なんだかよく知らずに育った気がしています。
そんな状態が続くうちに、そもそも自分の存在価値がよくわからなくなっていました。自分はなぜうまれてきたのか、何のために生きているのか------。
(小冊子 冒頭より引用)
高畠町文化ホール 指定管理者ステージアンサンブル
自主事業・映画「うまれる」上映会
平成26年8月31日(日)
1回目:10:30〜
2回目:15:00〜
赤ちゃんは親を選んで生まれてくる”という子どもの胎内記憶をモチーフに、妊娠から出産、そして出産と隣り合わせにある不妊や流産・死産といった命のドラマをめぐるドキュメンタリー。ウェブサイトで応募した約200組のなかから選ばれた4組の家族を追い、生まれてくることの意味や家族のあり方、人とのつながりについて考えていく。
私生活で良き父親として知られるタレントのつるの剛士がナレーションを担当。
午前の上映は「ママさんタイム」を実施致します。
「ママさんタイム」とは
「映画は観たいけれど小さい子どもがいるから無理。。。」というのが現実。。。
映画『うまれる』は、【世界一ママに優しい映画】を目指し、
「赤ちゃんの泣き声は映画のBGM!」
として、3歳以下の小さなお子さまと一緒に観られる上映会です。
どうぞお子様とご一緒にご覧ください。
3歳以下の小さなお子様の入場料金は無料ですが、お膝の上で一緒にご覧いただく場合に限ります。
また、「親子のスペース(おむつ・授乳など)」を併設いたしますので、安心してご来場ください。